ISBN:4902516039 春風亭昇太;糸井重里 東京糸井重里事務所 2005/03出版

最初は買うつもりなんてなかったのに、
「ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)」の紹介ページをみているうちに、どんどん気になりだしてしまって・・・
結局発売日には、買いに走ってました。

この本がどんなに愛情込めてつくられているか、こう、切々と語られちゃうとね、
じわじわと心をつつくものがあって。
「ほぼ日」は、商品の見せ方というか、この商品の何が一番の見所なのかオススメなのか、
そういう物事の伝え方が上手だなぁ・・・と、しみじみ思います。
最初は全く興味のなかった私が、どんどん惹きつけられていく心の中の変化を、客観的に覚えているので。
だから余計にそう、思う。

前置きが長くなりました。
この本は、落語に全く触れたことのない人が、落語の入り口ともなるようにつくられた本&CDです。

CDを聞いてると、寄席に行きたくなります。
場面場面で、落語家がどんな動きをしているのか、ひっじょーに気になります!
いっそのことDVDにでもして欲しかったッ。
まだ初心者なので、落語家がどういう動きをしているのか、イメージしにくいので・・・。

でもその分、本の方で、
味のある写真とイラストとレイアウトで、
寄席の雰囲気を再現しているので、助かりました。
それどころかこの本のイラストは、さらに笑いを誘ってきます(笑)
想像力の補助をしてくれて、写真から伝わるエネルギーに痺れて、
さらに寄席に行ってみたくなります。
ああもうこれは、寄席に来るようにとつくられた巧妙なワナなのだ、とさえ感じられ(笑)

落語って、、、最初はクスッと笑わされ、
じわじわ肩から震えが起こり、最後は身体全体で笑ってしまうものだったのね。

落語は、「人を元気にしよう!楽しませよう!!」っていうパワーに満ちていて。
落語そのものの面白さもさることながら、そのパワーが心地良い!
寄席に行ったら、会場全体がそのパワーに包まれて、さらに心地いいのだろうなぁ(^.^)

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